出版社内容情報
「七つの封印」シリーズ第二弾・・・古い古城ホテルが舞台で、幽霊たちがさまよう中、巨大コウノトリが主人公たちを襲います。
内容説明
真夜中に、悪夢が現実となる。真っ黒で巨大なコウノトリが、エルカーホーフ・ホテルのなかであばれまわる。キラとリーザ、それにニールスとクリスの四人は、その化け物に追いたてられる。迷宮のようなホテルを舞台に、猛然とせまりくる悪魔のコウノトリから、彼らは逃げきれるのか…そして逆転劇はあるのだろうか?かつてこの館の主だったモーアシュタイン男爵がのこしたものとは?奇人といわれた男爵の過去から、謎をとく鍵はえられるのだろうか…。
著者等紹介
マイヤー,カイ[マイヤー,カイ][Meyer,Kai]
1969年ドイツのリューベック生まれ。ボッフム大学で演劇、テレビ、映画を学び、数年のジャーナリスト生活のあと、1995年より執筆に専念。サスペンス・スリラーの著書多数で、「ドイツのスティーヴン・キング」と現地では呼ばれている
山崎恒裕[ヤマザキツネヒロ]
1956年東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修了。1985年から10年間、フランクフルトで教職につき、そのかたわらドイツ文学を学ぶ
山田章博[ヤマダアキヒロ]
1957年高知県生まれ。1981年に漫画家としてデビュー。ゲームやトレーディングカード、アニメーションのキャラクターデザインも手がけるなど幅広く活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
5
あまりなじみがないコウノトリという鳥ですが、この中に出てくる姿は悪魔そのもの。イラストがまた怖くてそそります。2010/01/17
削りくず
1
クリスとリーザの関係が可愛い。リーザの恋心が初々しくて、読んでいると自分が子供の頃を思い出す。小学生の頃にハマってた時もこの2人が好きだったな。2014/02/20
mayuri(Toli)
1
とにかく良質なホラー・ファンタジー! 黒いコウノトリから逃げ続ける様子が怖かったです。 でも、気になるのはクリス。なんというか確信犯ですよ~!2011/07/22
森田
0
色あせないおもしろさ
Miki Shimizu
0
ホラーファンタジーというジャンルらしい。2014/01/06