出版社内容情報
ぼくはナスビ。野菜じゃないよ。犬さ。けど、ただの犬じゃない。ナスビという名のちょっとやんちゃなダックスフントの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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34
犬が好きな人や舟崎克彦さんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんは、この絵本を読んでから、いろんな形を見て想像するように。「これ、〇〇に見えるー!これ、〇〇みたい!あれ、〇〇に似てるよー!」等々。ママは、想像を膨らます娘ちゃんの斬新な発想が大好き!親子で一緒にいろんなものをじっくり見て想像したくなる素敵な絵本です!舟崎克彦さんの他の作品を読んでみたくなります。2022/08/15
nyanco
16
ネギ似のネコに対して、ナスビ似のダックスフントのお話。ネコのお話が性格に関わるお話だったのに対して、これはダックスフントの長い体型に絡んだお話。内面が描かれたネコの方が面白いと思ってしまうのは、ネコ好きの欲目でしょうかw 子供たちは犬と猫、どちらに軍配を上げるのでしょう…2010/04/06
サルビア
13
最初は、確かになすだよな、でもなすびという名のダックスフントの後ろ姿だったのです。なすびはその長い胴体で、いろんなものになれる。でも、最後は、それは想像だったことに気がつきます。2017/02/17
Kawai Hideki
13
ナスビという名のナスビっぽいダックスフントのお話。輪投げの棒になったり、小鳥の滑り台になったりと、最初はフンフン気のいい奴だなあと思って読み進めてみると、後半から、自動車より速く走れたり、天使になったりとだんだん自我が肥大化し、最後は「でも今はただの犬でいてやろう」に着地。うーん、ナスビ君よ、「無限の可能性を秘めてる」とか「能ある鷹は爪を隠す」思ってるんだろうが、どちらかというと、「明日から本気出す」もしくは「本気出したらすごいけど今は出してないだけ」とか思ってるだけじゃないの?…オトナって嫌だねえ。2013/07/14
遠い日
9
図書館戌年特集より。ナスビかな?犬かな?何にでもなれる犬だというナスビのいうことをすなおに聞いておきましょう。2018/01/22