出版社内容情報
遠足に行って、ひょんなことから「こびと王国」に迷い込んでしまったズッコケ三人組。はたして、その運命は - - - ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
48
シリーズ46作は学年で行く山登り。 その最中に小人となってしまい、地底王国に迷い込み、そこに巣食う怪物を倒すことに。 冒険ものはやはり心躍るし、時間の進み方が遅いという過程は、この手ならでは。 怪物を倒す作戦を立てるとこもワクワクするけど、表紙に思いっきり怪物が姿を見せているので、そこは隠すだとかして見せた方がよかったかも。2021/08/06
池野恋太郎
3
ガリバーのパクリみたいな感じ。地底でも何でもないのに何で地底というタイトルなのか。短剣は何だったのか。小人になる意味はあったのか。色々と疑問が残る。2019/12/03
菱沼
3
小人の物語はいろいろある。コロボックルも、木陰の家の小人たちも、借り暮らしの小人たちも、どれも好きだった。どうして小人の物語はこんなに魅力的なのだろう。小人に出会えなくても、人の目にふれないところで暮らしている小さい人たちの種族がいる、と思うと楽しい。今回は、三人組が、人騒がせな困った子どもたちという認識になってしまったら(とっくにそのように思われているかもしれないけれど)ちょっとかわいそうかもしれない。2014/12/01
読み人知らず
3
ねずみを足に小さな距離を大暴れ。なぜ地底王国というタイトルになったのかが解せない面もありますが、やっぱり面白いです。作者があとがきで書いているように自由度の高いこのシリーズ、面白いです^^2009/11/03
yokoko10
1
今回は遠足で登山をしていた三人組。頂上に着き、弁当を食べて自由時間中に、モ-ちゃんが小人を見つけ、それを追いかけるように森の中に。しばらく行くと松茸があたり一面に広がる。収穫に夢中になった三人は、やがて道に迷う。ウロウロするうちに不思議なストーンサークルをみつける。そこは小人の世界へと繋がっていた。身体が小さくなった三人は、小人世界の、古の神が定めし救世主として迎えられ、長年の敵である悪竜(ワニ)と対決し、見事打ち破る。無事使命を果たした三人は、元の世界に戻るというファンタジー。2015/07/18