元気です、17歳。―500gで生まれた全盲の女の子

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591073926
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

思春期まっただ中。考えるのは将来のこと。ますます前向きな美由紀ちゃんがおくる、待望のさわやかエッセイ第2弾!

内容説明

私は目がみえませんが、みんなの優しさが聞こえます。41万部のベストセラー『生きてます、15歳。』の著者の新刊。

目次

第1章 みえないことを誇りに、母の子育て(500gで生まれて;母の子育て法ができるまで)
第2章 母というヒト、私というムスメ(口ゲンカとホンキのバトル;母の杖 ほか)
第3章 心の成長(みえないのに自転車にのるって、ヘンですか;痛みを知ること ほか)
第4章 かなった夢、かなえたい夢(生島ヒロシさんが泣いてくれた;大切な手紙 ほか)
第5章 人と人とが支えあう仕事をしたい(着物を着る;病院で考えたこと ほか)

著者等紹介

井上美由紀[イノウエミユキ]
1984年8月21日、福岡県久留米市に体重わずか500グラムの超未熟児として誕生。視力を失いながらも危機を脱し、母、美智代のなんでも体験させる養育で、ゆたかな幼児期をおくる。1991年福岡県立福岡盲学校小学部入学。1997年福岡県立福岡盲学校中等部入学。中学1、2年のあいだ、生徒会長をつとめる。校内弁論大会『母の涙』で優勝。全国中学生人権作文コンテスト福岡大学『母の涙』で優秀賞。1998年九州地区盲学校弁論大会『母の涙』で最優秀賞。1999年全国かんぽ作文コンクール『てのひらの私』で優秀賞。『私の人権』が、人権作文集『くさび』に収録される。全国盲学校弁論大会『母の涙』で優勝。2000年2月、福岡県教育文化賞。4月、福岡県立福岡高等盲学校入学。7月、『生きてます、15歳。―500gで生まれた全盲の女の子』を出版。2001年9月、絵本『のれたよ、のれたよ、自転車のれたよ』を出版。2002年現在、福岡県立福岡高等盲学校3年生
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yazue

5
先に『生きてます、15歳』を読むべきだったんでしょうけど、これを先に読んでしまった。17歳になって、本や講演で人に元気を与える存在になった美由紀さん。お母様との日常も描かれ、やはりお母様の存在の大きさを感じた。そして障がいの有無にかかわらず、誰もが何かを抱えて生きているんだな、と思った。2019/10/15

4
息子のスイミング待ち時間中に読了。十代らしい素直な文章に心が洗われる。この子のお母さんのとてつもない愛情を感じる。母親として私はまだまだ足りないな、頑張らなくちゃと思った。2011/02/26

読生

3
https://booklog.jp/edit/1/45910739202021/05/26

しげ

3
逆境のなかでも、ユーモアセンスを失わない彼女に、しなやかな強さを感じました。彼女の「おかあさん」である美智代さんの著作も読んでみたいです。2019/11/07

りるふぃー

2
偶然に出逢った本ですが、とても良くて一気読みしてしまいました。美由紀ちゃんとお母さんはヘレンケラーとサリバン先生のように ものすごい強い絆で結ばれています。二人の明るさとプラスのパワーがどんどん周りの人を巻きこみ、心を動かしていきます。勇気づけられる一冊。

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