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出版社内容情報
不思議な玉をめぐって八人の犬士たちが繰りひろげる大活劇。今なお現代人の心をも魅了する壮大な歴史ファンタジー。
目次
伏姫とふしぎな犬
かがやくふたつの玉
その名は村雨丸
犬士たちの出会い
一難去ってまた一難
悪女と悪家老
女装の勇士の活躍
妖怪のすむ山
大鷲にさらわれた姫君
のこりの玉はあとひとつ〔ほか〕
著者等紹介
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家
砂田弘[スナダヒロシ]
1933年、韓国生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務ののち、文筆活動に入る。現在、大学で教鞭をとるかたわら、創作、評論など児童文学・児童文化の分野でひろく活躍している。『さらばハイウェイ』(偕成社)で日本児童文学者協会賞
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年、東京都生まれ。版画家、絵本作家として、幅広く活躍している。小学館絵画賞、チェコ世界イラストレーション・ビエンナーレ金牌賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
5
図書館にて。小谷野敦の最初の本『八犬伝綺想』を読んで、八犬伝を再読しようと児童向けリライトを借りた。過去に八犬伝を知ったときには関西にいたし、年代的にも流行は西遊記・三国志演義であった。現在は茨城・千葉に住んでおり、享保以後の近世文学の知識も増えたので、こういう読本の呼吸が分かるようになっていた。次は弓張月を読む予定2022/12/07
キリン
2
岩波文庫では一生かかっても読めないと思い手に取りましたが、あとがきにより作者が生涯かけた作品とわかりダイジェスト版すぎて申し訳なくなりました。でもあの文章はやっぱり無理。2017/07/16
よしひこ
1
全体図知るのにとても良かった!児童向けだから出来事もシンプルですっきりまとめてあって短時間で読めた。原作が長編なので読みきれる自信がなくこちらから読んだが、後半私が急いで読んでしまったこともあり長編じっくり読んでみたいと思わされた。あと八犬士それぞれしっかり特徴あるのだが、名前が似てるうえ短時間で読むとなるとどうしてもあやふやなってしまったので…笑2021/07/11
かなずちラッコ
1
児童向け簡易版。話の流れを知る分には良かった。2021/07/10
SORA
1
文庫本10冊も読めないので児童本で。おおまかな流れが分かりましたが、犬士たち騙されすぎ。。2010/06/09