出版社内容情報
北海道の原野に生まれたキタキツネ。冒険をくりかえし、たくましく成長していきます。4才~8才のお子様が楽しく読める写真絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
70
ひたすらキタキツネの子どもがかわいい写真絵本。5月頃に巣穴から初めて顔を出したキタキツネの子ども。北海道の大草原でも行動範囲は巣穴の近くだけ。母親の狩りの時間は兄弟で遊んで待ち、母親と一緒の時間はたっぷり甘える。大きくなるにつれ、少しずつ行動範囲が広くなり、兄弟たちと一緒にちょっと冒険。カラスやアカアシシギとの出会い。湖に映る金色の夕陽。やがて、母親がお手本を見せて狩りの練習。初めての獲物。子どもの成長の喜びは別れの合図でもある。母親は秋には子狐を独り立ちさせる。子狐は厳しい冬を生き抜いて、大人になる。2016/05/08
yomineko@ヴィタリにゃん
63
5月の北海道。キリリとしたお顔立ちのお母さんキツネ🦊獲物を狩ったりおっぱいをあげたりと大忙し!なのに赤ちゃんたちは元気にお母さんを取り合い(笑)でも秋には巣立つのでジャンプして獲物を狩る練習に余念がない。上手に獲物を獲れてもう赤ちゃんではなく、子ぎつねになった😊2025/02/15
あおい
16
キタキツネの赤ちゃんが独り立ちするまでの写真絵本。昼寝をしたり兄弟とじゃれたりジャンプしたり…北海道の自然の中いい表情で写ってます。2015/10/24
いろ
14
2月小3朝読「ソメコとオニ」と共に3-4分で読む絵本探し。4分で圏内。キタキツネだから雪景色場面が多いかと期待していたけれど,子供の成長は暖かい季節に進むので,緑の中の写真ばかり。雪景色は最後の方に少しだけだった^^; 写真絵本なら今回は「タテゴトアザラシのおやこ」に軍配! だけど,キツネ達が自然の中でイキイキと跳ねまわる写真の数々はワクワクして楽しめる。ジャンプする写真は,TVで以前に観た,狙いを定めて弧を描いて跳ねる映像が蘇り,笑みがこぼれた。2017/02/22
退院した雨巫女。
8
キタキツネが、一人前いや独り立ちするまでの話。2010/10/03