出版社内容情報
優等生の智久は、ひょんなことから老人ホームへ。そこで苦手な動物やお年寄りたちとの交流をとおして智久の心に育ち始めたのは - - - 。
内容説明
優等生の智久が、ふとしたことからのぞきこんだ老人ホーム、『星の家』。苦手な動物やお年寄りたちとの交流。かわりもののクラスメイトや、不登校の少女との友情。そのなかで、智久の心に育ちはじめたものは…。
著者等紹介
折原みと[オリハラミト]
1月27日生まれ。みずがめ座。マンガ家、小説家。『ときめき時代つまさきだちの季節』(ポプラ社刊)で小説家デビュー。絵本、イラストエッセイ、詩集、フォトエッセイ、翻訳、また『折原みとのお菓子の国のプリンセス』をはじめとするお料理レシピ集の執筆など幅広く活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
4
地元の図書館で偶然見つけた懐かしい著者名。 小学高学年~中学頃、折原みとさんの小説をよく読んでいた。 私のお気に入りは天使シリーズ。 ちなみにシンくん派。 この本は、小学6年生の男の子が老人ホームでの出会いや別れを通して成長していく物語。 サブタイトルや前振りで、ストーリーが読めてしまうところがあって、先を読み進む楽しさは減っていってしまったなぁって感じ。 小学生を主人公にして、老人ホームを舞台に、生死・夢を描いているところが、 折原みとさんっぽいなぁって、懐かしく思った。 いいお話でした。2013/02/27
霞草
3
【再読】懐かしくなり、久しぶりに読みました。優等生の智久がひょんなことから知った老人ホーム“星の家”。そこで出会ったお年寄りや苦手な動物たち、そして変り者の同級生や不登校の少女との友情を通して少しずつ成長していく物語。いい子を演じていて、心の中では人を馬鹿にしていた智久。でも学校や塾では教えてくれないこと、経験出来ないことを、たくさんの人達から教わり、成長していく姿は逞しく、キラキラ輝いていました。テストの百点より嬉しいことがあるんだと気付けたのもとっても素敵なことだな。心温まる優しい物語です。2012/01/17
飲も飲も
2
昔良く読んだな~マンガ。小学生向き。素敵な本でした。2017/11/13
TAKA
2
小学6年生の男の子が主人公。”親や学校に求められる優等生”から、”自分で考える人”へと成長する。出来事は難しくなく、小中学生向けにちょうど良い。読書感想文にも。2013/07/27
みらい
1
【図書館】小学生のころに読んだのを思い出して何回目かわからないけど読みました。考えさせられることがたくさん。一生懸命になれるってすごいよね!私はそう思う!2015/01/27