出版社内容情報
洋平たちのかよう小学校に、ある日、かわいい動物の絵のついた電車と、変なおじさんがやってきました。学校を舞台にした暖かな話。
内容説明
校庭のサクラの木のよこに、きのうまでなかったものがおいてありました。「あ、あれ、なんだ」雄太と洋平は、ランドセルをかたかたさせて、かけだしました。それは、どうぶつの絵のかいてある、かわいい電車でした。―なんでも相談にのってくれる、電車のピエロおじさんと、子どもたちの交流を描いたお話です。
著者等紹介
宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県に生まれる。金華学園卒業後、小学校教員となる。新日本童話教室、びわの実学校に学ぶ。日本児童文学者協会会員。著書に『るすばん先生』宮川ひろの学校シリーズ(1)『ぼくの学校ぼくひとり』(以上ポプラ社)『春駒のうた』『四年三組のはた』(以上偕成社)『夜のかげぼうし』(赤い鳥文学賞・講談社)『びゅんびゅんごまがまわったら』『天使のいる教室』(以上童心社)など多数がある
渡辺有一[ワタナベユウイチ]
1943年旧満州に生まれる。武蔵野美術短期大学卒業後、子どもの本の世界に入る。『ねこざかな』(フレーベル館)で、ボローニア国際児童図書展グラフィック賞受賞。『はしれきたかぜ号』(童心社)で絵本にっぽん賞受賞。他の絵本に、『たろうとつばき』(ポプラ社)『ふうせんクジラ』(佼成出版社)『かえるちゃんのあくび』(PHP研究所)『まいごのペンギンだるま』(金の星社)など多数がある
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