出版社内容情報
ドイツ人はしまり屋です。おむつを親子二代で使い、包装紙も使い回します。その意識が企業を行政を突き動かします。
内容説明
自転車は50年経っても修理して使い、包装紙は何度でも再利用。そんなドイツの無駄のない生活は、どうして成り立つのか。日本と何が違うのか。
目次
1章 家庭にゴミを持ち込まない
2章 最後の最後までリサイクル
3章 安全な食料しか食べたくない!
4章 原発廃止は草の根運動から始まった
5章 気持ちのいい捨てない生活
著者等紹介
クライン孝子[クラインタカコ]
1939年(昭和14年)旧満州生まれ。ノンフィクション作家。ドイツ・フランクフルト在住。EUプレスクラブ、ドイツ婦人ジャーナリスト連盟会員。著書に『自由買い』(文芸春秋)、『麻薬解禁』(講談社)、『歯がゆい国・日本』『歯がゆい国本国憲法――なぜドイツは46回も改正できたのか』(ともに祥伝社)、『甘やかされすぎるこどもたち』(ポプラ社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
6
「教科書みたいだ」というのが一番しっくりくるような本でした。文章は簡潔、内容はそこそこ有益、章立ては明確です。環境・ゴミ問題に取り組むドイツ、を知るには良い資料だと思います。 でもこの題名からは、多くの人が、ドミニック・ローホーのような「素敵な」ライフスタイルの提案を期待するのではと思いましたが、そういうエッセイ的な楽しさ、面白さは皆無でした。あと一つ気になったのが「ドイツ人は○○である」と断言する文章が多いことです。ドイツ人全体を括るには無理があるだろ、と突っ込みたくなるような内容が多かったです。2015/10/26
助作
1
少し前の本。読んで日本もかなり変わったのだと実感できた。2022/07/09
かんな
0
私、ジャーマンの血が入っているのかも(´ω`)え、ただケチなだけ?2015/05/21
のんき
0
2001年2月刊。ものを大切に使うドイツ人の生活ぶりと廃棄物処理についてを紹介する。フランクフルトって結構大きな都市というイメージだけど、本書によると人口60万、周辺地域を入れても100万。思いのほか少ないことに驚いた。東京なんてあっさり一桁違っちゃってるものねぇ。そもそもの基本的条件が違いすぎて、参考に出来ることも限られてしまいそうだと強く思った。2011/05/14
ざっと
0
うーんドイツAgeが多い印象。確かに捨てないくらしの参考程度にはいいかもしれないけどそのエビデンスとなる実例に疑問ががが。(アレルギーなど)まぁ話し半分に楽しむ感じです。2021/02/05
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