出版社内容情報
高校生に「読み聞かせ」? 誰もが意外に思う実践で、ノーシードの野球部がついに県大会の決勝へ! 心の交流をつづる感動の記録。
内容説明
高校生に「読み聞かせ」?だれもが意外に思う実践で、生徒たちが変わった。ノーシードの野球部がみるみる勝ち進み、ついに県大会の決勝へ!高校野球部の生徒たちとの、本をなかだちにした心の交流をつづる、感動の記録。
目次
1 ある日、電話が
2 なぜ野球部で読み聞かせ?
3 ドキドキの初日
4 「読み聞かせ」を重ねて
5 甲子園を目指して
6 えーっ、また勝ったの?
7 いよいよ決勝戦
8 野球と読書
9 自分自身の甲子園を目指そう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さしより
3
読み聞かせかあ。個人的には、読み聞かせられるよりも,自分で読みたい(笑)。読書はいい。実にいい。違う世界に連れて行って貰える。そういう世界の入口として、本にあまり馴染みのない人たちを案内するには素晴らしい手段なのかもしれない。2021/02/26
ゆう
2
静岡県の中学校校長を退職後、常葉大学で講師をされてた著者のもとに、高校から講演の依頼があり、それをきっかけに高校生へのよみきかせがはじまります。野球部の監督さんからの依頼で、部員たちへのよみきかせをはじめますが。読書や読みきかせを続けることで、高校球児たちにどんな変化があらわれるのでしょうか。 2015/03/26
ナオ
2
研修での推薦本。読み聞かせの大切さがわかると聞いていたけど、予想以上に感動した2015/01/28
pom
2
1999年、甲子園を目指す常葉学園橘高校野球部で朝の読み聞かせを実践し、県大会で準優勝。読書や読み聞かせはいっけん遠回りのようだが集中力や想像力、冷静な判断力が養われる…という著者の言葉にそうだといいなぁと共感。2014/06/29
なますだ
1
野球強豪校でなくても目指すは甲子園。ある時から朝練は読書の時間となった。そんな流れで、学校の取組みで一部の学年で実施していた読み聞かせを野球部員にもということになる。甲子園を目指す高校生に日常的に本に触れさせることにした監督の思いや、そんな機会に恵まれた部員たちの変化や成長、そして夏の大会での大躍進が、読み聞かせを行った著者によって時系列で描かれる。読書をしたから野球でも結果が残せたってことではない。全く本に触れない人生より、ある一時期だけでも本に触れたことのある人生の方が人生豊かになると思いたい。2023/01/16