出版社内容情報
ひとりぼっちで紙すきをしているかあさんを手伝って、16ぴきのねずみたちがすきあげた紙は、世にもふしぎな美しい紙でした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
11
かあさんが一人で紙すきをしながら暮らしていると、ある日出来上がった紙をねずみがかじってしまっていた。かあさんはねずみにイタズラしないでほしいとお願いし、あくる晩、何やら自分を呼ぶ声がして起きると、ねずみたちが紙すきに必要なこうぞの木を運んできてました。それからというもの紙すきの手伝いをする16ぴきのねずみたちと、かあさんの交流が始まります。かあさんが一人で暮らしているのは、息子さんを戦争にとられてしまったから。ねずみたちと作る紙は完成するのか?息子さんの生死は?…。2020/04/21
2020neko
1
☆☆☆☆★4/学図。季節の本(おかあさん)&5月のひと(赤羽末吉)。低学年~。(紙すき)(せんそう)2009/04/22