出版社内容情報
1979年、国連総会で採択された「女性差別撤廃条約」の前文から第16条までを、オールカラーの絵本形式でわかりやすく紹介。
内容説明
こどもたちに、みんなに、そして未来に、伝えたい「女性差別撤廃条約」。北九州市立女性センター“ムーブ”主催「女性差別撤廃条約」名訳コンクールの入賞作品。
著者等紹介
小笠原みどり[オガサワラミドリ]
1970年、神奈川県横浜市に生まれる。北九州市在住の新聞記者。著書に「教える・育つ」(本多企画)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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小紫
5
「女性差別撤廃条約」の内容を噛み砕いて表現し、それを永田萌さんのイラストで美しく飾った一冊です。ここに書かれている理想は四十年前に批准されたというのに、令和の今になってもまったく古びていない、というのはどういうことでしょう(泣笑)? 女性の不平等感が払拭された世界に生きられる人数が少しでも多くなりますように。しかもなるべく早急に。《図書館》2020/08/13
定年(還暦)の雨巫女。
5
《私ー図書館》永田萌さんの絵が、可愛い。女性問題が、わかりやすく描かれているのがいい。2014/12/28
まげりん
4
平等では無く、対等でありたい。小学生には難しいなぁ2014/12/25
黒木 素弓
1
まだまだ男女差別に苦しんでいる人がいるのですね。。。私の周りにはジェントルマンが多いので、全く感じませんが・・・2011/03/20
monaka
0
絵が繊細でかわいらしくて綺麗でした。ひまわりというモチーフで明るい気分に持ち上げられた感じです。未だに残る女性問題の解決とともに男性側からの視点もおざなりにしてはいけないですが、この条約が作られた元々の理念の「対等」というところを忘れないようにしたいです。子どもには わかりにくい箇所もあるでしょうが、大人がかみくだいて説明する感じでしょうか。大人でもじゅうぶん読み応えがある本だと思います。2015/12/24




