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ポプラの木かげ
母と娘が親友になれた日―おとなになること

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784591064184
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

ささやかな家出、友だちを傷つけてしまったとき・・・。思春期の少女の日常を通して、母娘がぶつかりあい支えあう姿を描く。

内容説明

うちのお母さんって、へんな人。うごくするどくて、わたしの思ってること、ずばっといいあてる。でも、ときどきこどもみたい。そうかと思うと、いばって“ルール”を決めたがる。「門限は5時」なんて、ひどいでいょ!?―母と娘がそれぞれのまなざしで語る物語。すべての女の子とお母さんに贈ります。

著者等紹介

かとうりょーこ[カトウリョコ]
1976年、東京都に生まれる。桐朋女子中学校、桐朋女子高校を経て、フェリス女学院大学へ進学・卒業。児童文学作家、加藤純子の実娘であり、本作品がデビュー作である

なかのよしこ[ナカノヨシコ]
東京都に生まれる。女子美術大学デザイン科卒業。現在はイラストレーターとして広告、雑誌、カレンダーなど、様々なジャンルで活躍している。さし絵の仕事に『自分てなんだろう』『ヒロシマは世界をむすぶ』(ポプラ社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

54
児童文学、と言いきれない作品。子どもが10歳の時を回想し、実際に作家である母娘が分担・交代して書いている。ふつうの物語とちがい、両方の視点が入れかわりながら進むので、一種の教育書のようにも思える(できごとが実際にあったことかどうかはわからない)。気になったのは「優秀班」の話。先生にしてみれば、クラスに良いことだと考えて発案したのだろうが、ほめられたさに、子どもたちの競争から、思わぬ問題が発生する。今なら先生にも、やり方をちょっと変えてほしいところ。刊行から21年。娘さんも当時の母の年齢に近づきつつある。2021/09/16

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