出版社内容情報
ともだちにはげをからかわれたぼくは、ばあちゃんがせっかく編んでくれたぼうしを投げつけますが - - - いじめを考える絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごんたろう
10
ぼくの頭には丸いはげがあり、男の子3人にからかわれてしまう。祖母が帽子を作ってくれる。それさえも3人は奪ってしまう。先生の前では反省して見せるだけ。悔しい。その姿はとてもリアルだ。はげが出来たのは祖母がぼくを守ってくれたからだ。それを知ったぼくは、ついに3人に立ち向かうことにした。このままでは馬鹿にされっぱなしだ。立ち向かっていくとクラスの仲間も支援してくれた。いじめは悪いことだが、その解決を先生に求め過ぎてはいけない。まずは自分で戦おう。優しさを捨て、後のことは考えずにぶつかっていこう!道は必ず拓ける。2015/05/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
ハゲていることでいじめられるボク。でもそれには原因が。それを知ったボクとおばあちゃんの深い愛情を感じたボク。いじめっ子に立ち向かっていく。2018/08/01
ヒラP@ehon.gohon
9
はげがあるからといっていじめられる少年が、はげができた理由を知って強くなりました。 いじめは嫌だけど、少年のようにそれを乗り越えていこうとする姿は美しいと思います。 回りの児童も、積極的にいじめっ子に意見を言えていることも良かったですね。 このような爽やかな展開が、陰湿になっていくのは何故だろうと考えます。2018/04/02
どあら
5
おばあちゃんの愛情に感動しました(´д⊂)‥2014/11/25