出版社内容情報
ドイツの大公爵が書き残した813の文字にかくされた秘密とは? ルパン、ホームズ、殺人鬼をまきこんでの、ルブラン最大の傑作。
内容説明
ダイヤモンド王といわれるケッセルバックが、心臓を短剣でつらぬかれて死亡した。シャツの胸もとに、アルセーヌ・ルパンの名刺がピンでとめられていた…。「いや、ルパンが殺人をおかすわけがない」と、ベテラン刑事ルノルマンが立ちあがる。謎の数字「813」、そして正体不明の王子ピエールをめぐって、くりかえされるおそろしい犯罪。そのさきに、おどろくべき真実が待ちうけている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かもめ通信
16
今度の『813』は一定の年齢以上の方には黄色い表紙でお馴染みの南洋一郎版!いつもながら大胆な手の入れ方なんだよね。これ。2022/10/10
陽之理
1
最初の読書体験はルパンだったかなー。クリスマスプレゼントだったような。1977/12/24
だん
1
原作の粗筋を追った感じか。それでも充分に面白いのは、さすが南洋一郎というべきだろう。ただし、原作ルパンと性格が違いすぎるのが難点。恋愛部分のみならず、ルパンの黒い野望もカットされている。ラストの展開が子供向けだからか、大幅に変更されている。2009/07/16
折木蜂太郎
0
このシリーズ、20巻まであるらしい。 そろそろ飽きてきたなぁ。2021/10/10