出版社内容情報
身近な生き物だと思っていたメダカが絶滅危惧種に! 意外と知られていないメダカの不思議な生態を通して、人間と環境を考える。
内容説明
いま、絶滅危惧種になってしまったメダカ。その原因は、どこにあるのだろうか。日本一小さな淡水魚の、生きのこりをかけた、生態のしくみには、ふしぎがいっぱい。じっくりメダカをおいかけてみよう。メダカをとおして自然が見えてくるよ。
目次
1 メダカがいない!
2 ようやく発見!でも…
3 メダカ救出大作戦
4 どんな魚なんだろう?
5 どこにすんでいる?
6 メダカは空をとぶ
7 空をとぶひみつ
8 メダカがいるということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
47
日本最後の清流といわれる四万十川を有する高知県。だからこそ絶滅危惧種であるメダカでも、けっこういるのではないかと思ったら、それほど甘くはなかった。1999年当時でさえ、探し回っても本物のメダカになかなかお目にかかれない。多くは別の小型の魚の見誤りだったという。ようやく見つけた生息地が、まもなく工事によって破壊される予定だとか、そんな例ばかりが続く。「めだかトラスト」を立ち上げ、救出作戦をしている最中に起こった疑問。なぜ他の川や池とつながっていない水たまりにメダカがいたのか? それがタイトルの元になった。2022/06/09
YUTAKA T
2
今や絶滅危惧種となってしまったメダカについて、生物学、環境保護などなどさまざまな観点から、わかりやすく解説してくれている、なかなか良い本です。大人が読んでも十分におもしろい内容でした。2007/07/14
姫ママ=^・ω・^=
2
娘読了本2019/01/02