出版社内容情報
公園でかなしそうな顔のテディベアをひろった男の子と、公園でテディベアをなくした女の子のお話が、本の表と裏と両方から始まります。
内容説明
こうえんで、かなしそうなテディベアをみつけたおとこのこ。だいすきなテディベアをなくしたおんなのこ。ふたつのおはなしが、えほんのまんなかでであいます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごんたろう
9
女の子がテディベアを無くす。公園を探してやっとみつける。悲しそうな顔の男の子と出会う。一つの絵本はここまで。もう一つの絵本が反対側からスタートする。男の子が公園で放置されているテディベアを見つける。それを持ち帰り、なんとか喜ばせようとする。仕方なくもとの公園に戻した。その後、女の子がテディベアを見つけた。二つの物語が絵本の中央で出会う。それは二人の出会いでもある。視点によって見る風景や気持ちは異なる。出会いとは、二つの視点が一つのもので交わることだ。まさに偶然であり奇跡である。それゆえ出会いは大切なのだ。2015/06/10
よむよむ
4
まんなかまで読んで本を閉じ、くるっと上下ひっくり返してから今度は後ろの表紙から読む。そのときの子供たちのポカ~ンとした顔がたまりません!もちろん内容もハートフルでナイスなんです
「オコサラマンチ♪」
1
仕掛けが面白い。どちらの気持ちもわかるので、素晴らしい絵本だと思います。夢中で逃げるシーンが大好きみたいです。2018/01/27
kiti
1
一冊の本に二つのお話。ある出来事を二人の視点から書かれている。娘は終始テディベアが悲しそうにしている「どうしてかなしいの?」を読むのを嫌がる。2012/11/20
みぃ
0
私は男の子がかわいそうに思ったけど、そうじゃないの??2012/05/25