心にのこる文学
にっぽんロビンソン―土佐の長平・無人島漂流記

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784591058848
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

200年前、無人島・鳥島に漂着した男が13年を過ごした後、自力で船を建造して奇跡の生還を果たした感動のノンフィクション物語。

内容説明

東京から南へ約600キロメートルの太平洋上にうかぶ小さな無人島・鳥島。現在でもなお、ひとのすまないその孤島に、二百年以上前に漂着し、孤独や絶望とたたかいつづけた男がいた。男は、島に生息するアホウドリを食べて生きのびつつ、故郷に帰る日をゆめ見た。そして十三年後―あらゆる困難にうち勝ち、男はついに無人島を脱出し、生還を果たした。実際の記録をもとに、類いまれなる不屈の精神で奇跡をうんだ、土佐の船乗り・長平の生きるすがたをえがく感動の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FK

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2004.8.7読了。土佐から八丈島の向こうにある鳥島に流された水主たちの話。ロビンソン同様に長平ひとりが最終的に生き残り故郷へ帰ってくる。アホウドリを食べ海草や貝を食べ13年間に渡り鳥島で生き抜いたということ。 その後漂着した人々と協力して船をつくり八丈島までたどり着き、あとは御用船で江戸へ。そしてそれぞれの故郷へ、ということに。感動ものである。 なおこの実在の野村長平の話は、吉村昭も『漂流』という小説で書いている そうだ。

安部農丸

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生肉で一年生活か…2013/05/01

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