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出版社内容情報
有馬君の家には鉄のよろいがあったが、なんとそのよろいが動きだし宝物を盗もうとしている。そこで名探偵がのりだした。
内容説明
有馬さんの西洋館にしのびこんだ鉄仮面の男。名探偵明智小五郎は、知らせをうけてかけつける。ところが、そのうしろから何者かがおそいかかった!気がつくと、そこは窓のないふしぎな小部屋。ついに明智探偵は、悪者によってとらわれの身に?!脱出をこころみる名探偵と、「恐怖王」との知恵のたたかいがはじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
21
東京港区の有馬家にある『星の宝冠』を狙う鉄仮面の恐怖王に捕らわれた明智探偵の脱出劇は、スリリングでなかなか気持ちいい。その後、京都三十三間堂や世田谷のクイーンという小さな映画館のスクリーンに突如として現れる黄金仮面の恐怖王。次の狙いは目黒区の片桐家にある国宝の菩薩像。小林少年とポケット小僧が絶体絶命に至るも、小林少年があくまで頑張りぬけば、ひとりでに運が開けてくるとポケット小僧に諭すシーンはグッと来た。昭和34年の作品。2020/11/02
うー
18
小学校学級文庫への選書の際、表紙に惹かれて読んでみる。(多分昔読んだはずなのに記憶がない(^^;)自らを「恐怖王といわれる泥棒」と名乗ったり、すぐに種明かしをしてくれるし読みやすい。白黒映画のフィルムを盗み、ひとこまひとこま虫眼鏡で見ながら赤い絵の具を塗り元に戻す~など悪党なのに地に足つけた地味な作業(^^; 。果たして、現役の少年少女たちはこの話を楽しめるのか?2021/08/07
チタカアオイ
0
【図書館】2017/06/24
joronpa
0
二十面相光るものが好きなんだな~ と思いました。 二十面相の仕掛けはお金がかかりそうだな~ と思いました。2011/05/17