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出版社内容情報
少年がその老人に会ったのは近くの公園だった。老人は「世界があっと驚く発明をしている」という。これもいつものワナか!?
内容説明
老科学者のすばらしい発明が、ついに完成した。北見君が特別に見せてもらった発明品、それはすぐれた頭脳を持つロボット。人間そっくりにつくられた「鉄人Q」だった。ところが、鉄人Qはとつぜんあばれだし、科学者のうちをとびだした。町で不可解な行動をおこすQ。さらわれた小さな女の子のゆくえは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
22
豊島区にある公園に毎日のようにやってくる老人が素晴らしい発明をしたという。それは鉄人Qというロボットであった。「鉄人」という言葉自体が鉄人28号や鉄人衣笠を思い出させ、昭和感があって、とてもいい。鉄人Qは普通に会話もこなすので、今あるアンドロイドがすでにここに具象化していて驚いた。少年探偵団が寄付されたお金で無線電話機を得たため、緊急時には赤電話まで行く必要がなくなったというくだりとか、昭和と現代を繋ぐ場面が所々あって、ストーリー以外でも楽しむことができた。昭和33年から34年の作品。2020/11/01
ともき
2
今日1日で、読み終わった。ロボットにいちいち変身するのが忙しそう。空中戦がすごかった。お化け屋敷は本当に怖かった。2016/09/17
チタカアオイ
1
【図書館】2017/06/17
ヤウィダー
0
鉄人Qがすごくてほんとうにいるのかと思ったけれど、最後トリックのところを読んでみるといないことがわかっておどろいた。2012/02/23