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出版社内容情報
沈没船をひきあげようとして潜水夫が見たものは恐ろしい鉄のばけもの。そして次に少年が浜で見たものは・・・明智探偵の推理は!!
内容説明
そのからだはがんじょうな鉄のうろこにおおわれ、ワニのようなかたいしっぽを持っていた…海底の暗闇に、二つの青い目をひからせる魔物は、まるで黒い人魚のような姿。地上にはいだした怪物は、鉄の小箱をつけねらう。明智探偵の手にわたった鉄の小箱には、金塊をつんだ沈没船の秘密がかくされていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
24
名探偵明智小五郎の活躍。小林少年もいい味出しています。海底の金塊をめぐる攻防戦が見ものです。鉄の人魚とは何者なのか。犯人は誰なのか最後まで手に汗握ります。このシリーズは、図書館にたくさんあったので少しずつ読んでいきたいと思います。怪人20面相、パノラマ島奇談、江戸川乱歩傑作選は読んだのでがんばるぞ。2020/10/23
しゃん
20
本作は、沈没船に眠る金塊を狙う犯人(犯人が誰かは予想通りだが、最後に分かる。)の奇想天外な仕掛けが壮大で楽しい。海底が主な舞台なので冒険のテイストも加わり、お話もどこかSFチック。いつものように明智小五郎の知略は冴え、読んでいて飽きなかった。2020/10/04
suisen
2
【★★★☆☆】前半は海洋パニックぽい。後半は冒険譚。つまらないわけではないけど謎解き要素が少なくてあまりのめり込むことができなかったなぁ。ただ、いつも肝心な時にいないイメージのある明智探偵が、今回は最初から同行してるのでちょっと新鮮。小林君のこと息子みたいにかわいがっているところがなんだか微笑ましい。昔のサルベージの様子が興味深かった。2015/11/10
yu@ka
1
小4息子読了、図書室本。2017/11/15
ともき
1
少年探偵団シリーズ三冊目。2016年8月9日2016/08/09