出版社内容情報
目が見えず、耳もきこえず、話せないという厳しい障害をのりこえて、世界中の人びとに希望をあたえつづけた女性の感動の物語。
内容説明
病気のために、目が見えず、耳がきこえず、話せなくなってしまったヘレン・ケラー。サリバン先生とであって、そのきびしい障害をのりこえてゆきます。ヘレンの生き方は、世界中の人びとに、希望と勇気をあたえました。
目次
元気でかしこいあかちゃん
とつぜんの不幸
ヘレンのいらだち
お父さんとお母さんのねがい
サリバン先生の生い立ち
ヘレンと先生のたたかい
きせきがおこった!
果樹園も川岸も教室
ボストンに旅だつ
声がだせるよろこび〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅花
15
娘が急に借りてきてと言いだした。ヘレンケラーも凄いけど、サリバン先生が凄いよね〜と感想。2016/03/22
ケ・セラ・セラ
6
来週点字の体験授業をする3年生に前半部分を読み聞かせ。目が見えない、耳が聞こえなくても、残された五感をフルに使う賢いヘレンに感心した様子。同時にその危うさや大変さに、目を閉じたり耳を塞いでみたり思いをはせていた3年生。伝記を手にする子も増えてきました。2019/01/17
estarriol
5
1才7ヶ月で原因不明の高熱で目が見えない、耳も聞こえなくなったヘレン・ケラー。この時のご両親の気持ちを考えると、言葉にならない。そんな絶望的とも思える状況に至っても、恩師サリバンと不屈の努力を重ね、指文字や点字、話すことさえも可能にし、世界中のハンディキャップを持った人のために活動し続けた。日々の些細な出来事も幸せな事なんだと、あらためて心にしみた物語だった。★★☆☆2019/09/22
タマ
4
短時間でヘレンケラーについて一通りわかるのでよかった。2016/08/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
小学校の国語科単元で、伝記・ノンフィクションがあるので、こちらのシリーズを担任に紹介。図書室の蔵書です。2019/04/10