出版社内容情報
三人組は修学旅行へ出発!! 神社見物、昔の鉱山の見学をしたりして、楽しい夜の時間となった。ハチベエの映画出演まであった夢の旅・・・。
内容説明
本書は修学旅行の楽しいすごしかたを、三人の少年をつかって、具体的、かつ克明に描いたものです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
11
小学生の頃、大好きだったシリーズ。2014/06/18
meetontheledge
4
那須先生の訃報を受けて評判の良い作品をいくつか読んでいます。この作品は旅行記的で、他校の児童との出会いなども描かれているがほぼ観光案内的でちょっと山陰に出かけたくなる内容。でも修学旅行でたくさんの子供たちがワイワイやってる雰囲気は自分の思い出とも重なってなんとも懐かしく感じた。特筆すべきは灯台のハカセ。こういう経験は確実に将来の性癖に影響する。2021/08/29
ナタニエル・ブシッチオ
4
ズッコケ3人組もついに修学旅行。自分の修学旅行の思い出と重ねながら読了。準備時点でのモーちゃんとお姉さんのやりとりやハチベエの女子へのアプローチ計画と餞別をどうふやすかという作戦、ハカセの史跡への事前準備。修学旅行に行く前から楽しみで仕方ない。旅行中も銀山で迷い、ホテル付近で地元のヤンキーに絡まれたりと楽しいだけではないイベントも多く、3人と同じ班のメンバーも個性的でおねしょから事件が起きるかと思いきや特におねしょもなく、でもみんなそれぞれ不安と期待で一杯だった様子が妙にリアルに感じられた。2019/06/15
アヒツマ
4
修学旅行を題材にしたズッコケの紀行もの。前書きのとおり、三人組の修学旅行をはじめから最後まで具体的に描写した内容で、特に起承転結や謎があるわけでもないが、非常に面白い。挿絵も文章もズッコケシリーズのまさに円熟期という質の高さで、登場人物の設定もきっちりしており、それぞれのキャラが活き活きと描かれながら、紀行文としての楽しみも十分に教えてくれる。個人的にはシリーズ屈指の傑作の一つだと思っている。2017/06/29
Shin Takahashi
4
約20年ぶりに再読。カバーの那須先生のメッセージが面白い。「この本は修学旅行の楽しいすごしかたを、三人の少年をつかって、具体的、かつ克明に描いたものであります。これから修学旅行に出かけるひとには、おおいに参考になるでしょう。」ならんやろ。2012/06/13