出版社内容情報
少年の純粋で繊細な心情を描く作家、森忠明が半生を幼い娘に語るというスタイルで綴った作品。数々の出会いと別れを感動的に描く。
内容説明
人は、人と出会うために生きているのかもしれない。胸が熱くなる出会い、生きる力を与えてくれる出会い…少年の繊細な心情を描き続ける作家、森忠明の感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
93
ある日 赤ちゃんを連れて妻が(婚姻関係は不明)出て行ってしまった。もう会えない幼い娘に語りかけるように綴る筆者の半生。若くして亡くなった親友のこと、初恋、作家となってから出会った人びと…。優しくて切なくて、言葉がキラキラしている。児童書だけど、この歳だからわかる。昭和を知ってるから笑える。1996年刊。蘭ちゃんはこの本を読んだだろうか。2017/06/30
くろトン
0
きれいな本だった。優しさと愛が詰まっているというか…とりあえず、男性の方が脆くロマンチストで懐古的だなぁと再認識。児童書扱いだけど、大人の男性が読む本かも2015/10/29
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