出版社内容情報
世界の国、民族にはそれぞれ特有の踊りがある。人間を夢中にさせる踊りとは?踊りと社会、集団をみつめ、その行動の謎にせまる。
内容説明
人類は誕生したときからおどっていた。その踊りとはいったい何だろうか。世界、日本各地につたわる踊りから、人間の精神の神秘性、遺伝子との関連、集団や社会と踊りとの関係を考え、あらためて自然との調和の中でこそ人間が人間らしく生きていけるのではないかと、大胆に考察。
目次
1 踊りへの招待
2 「見る踊り」「おどる踊り」
3 16ビートは踊りのリズム
4 踊りと仮面
5 神がみと人とをむすぶ踊り
6 人びとをむすぶ祭りの踊り
7 人はなぜおどるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naoki Shibata
1
踊りには、16ビート、きらびやかな衣装など、快感(トランス状態)を生み出す要素がちりばめられていた。踊りってのは、日々の不満を忘れ、村がひとつになり、人の心が結びつく、人間が生きていく上での知恵だったんだな。さぁ踊ろう!!Shall we dance?2013/04/05
あろあ
0
体育祭の踊りとかは一致団結するためにみんなで楽しむ踊りのように見えるけど、実は応援賞やダンス賞を獲るために、審査員の先生方に見せるための踊りだったんだと思う。そう考えると私は楽しむだけの踊りはしたことないな。2023/11/12