出版社内容情報
日本でも年間20本以上は上演されているシェイクスピア演劇。ものまねガラスといわれる彼の生き方と、その演劇の魅力を語る。
内容説明
イギリスの偉大なる作家シェイクスピア。『リア王』『ハムレット』『夏の夜の夢』をはじめ、彼の作品は世界中で出版され、日本でも年間20本以上は上演されている。その魅力とは?作品の解説と、演劇によせる熱い思いを彼の人間像とてらしあわせながら、わかりやすく解説。
目次
第1幕 カラスのひなの生誕地
第2幕 成り上がりカラスの登場
第3幕 カラスの行く道、順風満帆
第4幕 カラスの飛翔した日々
第5幕 カラスは鳴く、「生きるか死ぬか!」
第6幕 悲劇に身を焼くカラス
第7幕 飛べないカラス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺんぎん
7
恥ずかしながらこの歳になってシェイクスピアを未だに読んだことがなく、これはまずいと思い手始めにこの本を読みました。シェイクスピアの生涯は謎が多いのですが、作品にエリザベス女王へのアピールを散りばめたり、「ヴェニスの商人」を書くことで嘗て父を苦しめた借金取りへの恨みを昇華させたり、「テンペスト」ではセリフを通して絶筆宣言したり、作品で自己主張をする人で、しかも世渡りが上手く自己主張の強い人だと印象を受けました。個人的には嫌いなタイプの人間ではありますが、作品は読んでみたいです。2021/07/03
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