評論・児童文学の作家たち
ズッコケ三人組の大研究―那須正幹研究読本

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784591035863
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3090

出版社内容情報

子どもたちに熱心に読まれている「ズッコケ三人組」シリーズの魅力とは何なのだろう・・・『ズッコケ三人組の大研究』は、こんな動機で編まれることになりました。

内容説明

評論家・児童文学作家・画家・編集者・ファンクラブ会長が語る、那須正幹のすべて―。

目次

巻頭エッセイ ズッコケ三人組誕生の秘密
ズッコケ三人組シリーズ論(“ズッコケ”と“はれぶた”は本じゃない!?;含羞―那須正幹の仕事のことなど;不易と流行;エンターテインメントの復権―ズッコケシリーズをめぐって;ズッコケ・ワールドを成り立たせるもの―キャラクター、文体、世界観)
ズッコケ三人組の大事典
インタビュー 前川かずおさんとの一時間
論文 「箱舟」のゆくえ―那須正幹と児童文学の現在
ブックガイド 那須正幹ワールド―エンターテナーは、いろいろな仕事をするのだ!〔ほか〕
対談 那須正幹が作家としての20年の軌跡を語る(那須正幹VS古田足日)
エッセイ 那須正幹の肖像

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kabeo

2
「ズッコケ三人組」シリーズをはじめとした那須作品の研究本。いろいろな人の論文やエッセイも掲載されていて面白い。まだ20冊刊行当時の編集のためか、ズッコケ以外の作品に触れている比率が高いと思う。私はズッコケ三人組シリーズしか読んだことがないが、やはりヒットした要因はタイトルと前川先生の絵にもあると思う。やはりいい作品は作家、画家、編集の共同作業によって生まれると再認識しました。2014/06/10

やまりえ

1
考察部分から、児童書の「読ませる仕組み」を学べる。 シリーズ化しやすい「キャラクター」の作り方や、読者を離さない「ストーリー」の進め方など、ズッコケのからくりを知ることができる。また、ズッコケ三人組の面白さはカメラワーク(神の視点)にあることに気づかされた。実家に帰ったらまずズッコケ三人組を読み返したい2013/12/09

読み人知らず

1
那須さんの研究本みたいな感じでもあればファンブックみたいな面もある。いろんな作家や画家が那須さんのことについて文章を寄せている部分と、那須さんの初期の作品とはかなりの見所だと思う^^2009/10/01

mitomezzi

0
Re:2022/03/01

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