内容説明
わが家のベランダで、ささやかな野鳥の病院、バードクリニックを開いて6年。つり人の不注意によるテグス被害を受ける野鳥の数はいっこうにへらない。つりをする人たちが、テグスをすてないという、ちょっとした心づかいがあれば防げることだ。ものを大切にする、不用品をところかまわずすてないといった心がけが、自然環境を守る第一歩だと思う。この本に登場した傷ついた野鳥たちも、それを一番のぞんでいるにちがいない。
目次
第1章 バードクリニックは大いそがし
第2章 野鳥たちのさけび
第3章 “デブ”の思い出
第4章 きょうは往診日
第5章 不思議な鳥たちの世界
第6章 カワセミを追って
第7章 生きている北海道の大自然
第8章 かわいそうなヒナたち
第9章 元気になって、おかえり
第10章 迷子の伝書バト
第11章 写真展の威力はすごい!
第12章 テグスひろいの輪がひろがって
第13章 見なれぬ訪問者
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