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出版社内容情報
杉の苗木とり競争で、大人たちに勝った、少年太郎は「むささび太郎」とみんなから呼ばれるようになりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メープル
11
太郎の両親への優しい思いや、正直で頑張り屋さんな所に胸を打たれました。太郎がなくなってからもむささび星として杉を見守ってくれてるんですね。2020/10/30
ツキノ
10
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・84 おはなし名作絵本。今西祐行×斎藤博之。杉材産地の宮城県南部(おはなしでは「九州の南のほう」)飫肥(おび)は杉をさし木によって苗木を育てる。その地でのむささび太郎伝説。絵の美しさ、躍動感。2017/06/21
ヒラP@ehon.gohon
2
杉の木の、木から木へとむささびのように飛ぶ技は、想像すると恐怖心しか生 まれないのですが、男の美学として描かれているのでしょうか。 想像できない話ですが、そのような風土が昔にはあったのです。 玄人受けするような絵本だと思います。2011/04/24
あるちゃ
2
むささび太郎は、杉を育てて売ることを生業としている人たちを守る神様になったのですね。 お金儲けや地位や名誉のためでなく、本当にその仕事が好きだったから、太郎はむささび星になったんじゃないかな、と思います。2012/05/04
まるちゃん
2
「今西祐行」ー教科書でしか、その作品を読んだことがなかった。大人になって、しかも年齢を重ねてから読むと、じんわりくる。杉の木と同じように真っすぐに伸びる心の母と息子。亡き夫が植えた杉の木を愛おしむように撫でるところに、惹かれる。そういう母の姿に、父への憧れと敬意を息子は膨らませていったのだろう。ウチの場合は、どう?2011/10/24