感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
40
わらい。笑いを持つのは、人間だけかなと思っていたが、研究の結果、そうでもないらしい‥とは言え、レアなものだろう。そんな笑いの深さ・広さを感じられる。微笑み・苦笑い・大笑い・作り笑い・・などなど、いろいろある。と言うことは、そこにある状況・感情もいろいろだ。と言うことは、それを受け取る人の捉え方もいろいろだ。谷川俊太郎さんの前書きのとおり、広く・深い。2025/04/14
遠い日
5
シュールな世界。「わらい」というものが、読むうちだんだん「気持ち悪いもの」に思えてくるのだ。「わらい」とは何だろう。笑いのなかに含まれるあらゆる意味を暴いているのだが、厳しい内容に、どきどきする。堀内誠一さんの絵の幅には毎度感服する。ちょっと神経を逆撫でするようなサイケな絵。「もうひとり」とは、あなたか、わたしか。2013/08/09
aof
3
笑うって不思議だ。 どんなときに、どんな場面で笑うのか、笑わないのか。生きることが現れてくる感じがする。 笑いのなかには、さまざまな感情があって、ただ笑っているだけではない深みがある。 谷川俊太郎のことばに、堀内誠一の絵がマッチしてめっちゃ良い絵本だよな〜。 2018/05/03
ヒラP@ehon.gohon
2
人はどうして笑うのでしょうか? 人にはいろんな笑い方があって、それぞれに意味があるのでしょうか? 絵本に出てくる笑う人たちに共通するのは、笑うと何だか自分を解放しているらしいことです。 どこかに楽しさがなければ笑えないですもんね。 そして、生きていなけりゃ笑えないと言うことですね。 谷川さんの詩はちょっとまとまりに欠けるように思いましたが、発想は素晴らしいと思います。 絵が先にあったのでしょうか。 2014/12/25
ak
1
ストーリーというストーリはない。よくわからない点もあるけれどなんとなくアーティスティックな絵本。1歳は興味なし。3歳は聞いている。2024/08/30