出版社内容情報
機関車のたろうとじろうは、20年間休まず走り続けてきました。ところが、このごろバスや車が走るようになり、お客がへってきたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
五つの駅の間を走る二台の蒸気機関車の物語。汽車の向きをかえることも出来ない支線です。本線は電車が走っています。 こんな風景は残念ながら、今は残っていないでしょうね。 それだけに懐かしさと味わいのある作品です。 車社会に変わり、都市化と過疎化が進み、次第に活躍の場を失なうたろうとじろうでしたが、二人の活躍は記憶に残したいです。 高橋さんの絵に郷愁を感じました。2020/04/05
ヒラP@ehon.gohon
12
事業所で読み聞かせしました。2020/03/27
まめ
12
レトロであたたかいお話と絵。2019/05/05
ヒラP@ehon.gohon
7
C事業所で読み聞かせしました。2024/03/11
くまた
7
機関車マニアの息子が選んで来た一冊。これはたまらんだろうな。表紙を見て真似して絵を描いていました。お話も、絵も凄くよかったです。あったかい感じの絵本。2017/06/22