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出版社内容情報
百かんめの金ぼうをかた手に、のっしじゃんが、のっしじゃんがと力修行にでて行くちからたろうのゆかいなお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
34
私が小学1年生の時に国語の教科書に載っていたお話。懐かしいです~。懐かしい昔話ならではの方言やユーモラスな擬音に和みます。しかし、十貫の金棒を飴細工みたいに曲げるってお化けは意外と強かったんだな・・・・。2013/06/04
ねなにょ
29
『つぶたろう』は知っていたけれど、『ちからたろう』は、子どもの頃に読んだ記憶がない。でも、どちらも昔話の王道を行くお話なので、安心して読める。しかし、ちからたろうが、おじいさんとおばあさんの垢から生まれた子だったとは!?2019/01/02
anne@灯れ松明の火
26
貧しいおじいさんとおばあさんの”こんび”=垢でつくった人形に命が宿って、”こんびたろう”となった。想定外の出自に、きっと誰もが驚く。大きくなって”ちからたろう”と名前を変え、「人の役に立ちたい」と考えて、旅に出て……。今江さんの話も面白いが、田島征三さんの絵が素晴らしい。迫力があり、ユーモラス。読み聞かせ講座の課題絵本。昔話を語り継ぐことの大切さを学んだ。全文は長いので、講師さんが5か所をピックアップして、順番に読んだ。人が変わると読み方も変わり、勉強になった。敬老会で読みたいな。14:00 2025/02/21
ベル@bell-zou
25
はるか昔、幼稚園でラジオ「お話でてこい」できいたちからたろう。子供心に"あかでつくったの、きったねぇ…"と思ったものだ。それにしても松の木ごとぶん投げるとかこんなにワイルドな話だったか。クライマックスばけもの退治は蹴飛ばして終了、意外にあっけない。褒美は金目の物じゃなくて"かまいっぱいのまんま"、そして村でそのおいしいまんま(米)を作って暮らしたというのがとても良いな。同時掲載『つぶたろう』は最近読んだ『たにしの出世(楠山正雄)』と同じお話。↓2021/11/23
さきん
25
垢からできる主人公というのも面白いし、ただ主人公を引き立てるだけで吹っ飛ばされる仲間も笑える。サムライも頭が上がらないという話の結びで、昔の人にとってのスーパーマンにあたるような昔話というように感じた。2016/12/05
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