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出版社内容情報
「いけっちゃかさかさ、いくなっちゃかさかさ」ちっこい三郎がふしぎなささの歌を聞き分けて歩いて行くと・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
お話そのものは知っていたのですが、この絵本は話の枝葉が多くて、膨らみを持たせているように思いました。 たろうの行く道すがらが詳細で、さぶろうが赤いお椀を拾ったということは記憶にありませんでした。 知っている昔話も、語り方、細かな違いで味わいが変わってくるものだと感心しました。2022/10/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
『やまなしもぎ』 https://bookmeter.com/books/201713 など絵本や素話で知っているおはなしですが、こちらは岩手に伝わるおはなしをもとにしたもの。もうひとつの民話『あねと おとうと』は、日本の南方、種子島や沖永良部島などに伝わる民話だそうです。 むかしむかし絵本シリーズは、お話をもとに子どもたちの感想や意見を巻末に載せているのがいいですね。2021/11/08
ヒラP@ehon.gohon
14
C事業所で読み聞かせしました。2022/09/27
ララ
5
三人兄弟が、母親のため、ナシとりに行く。言いつけを守った3番目が無事にナシを手に入れ、沼の主さかな?に食べられた二人の兄を救う話。いけっちゃがさがさ…などの繰り返しが楽しい。2022/02/11
星雅人
3
★★★★☆ 教訓は、「ひとのちゅうこくは、きちんとききなさい」ってことですかね。3兄弟の3番目が活躍するケース。賢くもない、力もない、けれど純粋で正直。三男て、そんな書き方で書かれることが多いよね。イワンのばか、3びきの子ぶた、ヤンボウニンボウトンボウ・・・。長男としては、ちょっと悔しいようなうらやましいような。ぬまのぬしがナマズみたいですごく印象に残っていたのだけど、絵の方のあとがき読んだら、やっぱり珍しいみたい。蛇体が多いらしい。ささややまなしが行く道やとるべき行動を教えてくれるときの言葉が楽しい。2009/12/30