感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えふのらん
2
今では愛すべき旅人のような扱いを受けているや弥次喜多だが盲人の酒を盗み呑み、本陣に押し入って武士対偶で籠を要求する等々図々しく、馬鹿馬鹿しい振る舞いがかなり多い。ただ、単に他人を欺くだけではなく、途中退席した他人の飯代を吹っかけられたり、大食い自慢の詐欺師に賭けで負けて大金をとられる。この騙し騙されが延々と続くあたりにカンタベリー（巡礼を題材にとっているのも同じ）やデカメロンの精神と同じようなものを感じさせる。庶民の笑いのツボというのはどこも似たようなものなのかもしれない。2024/04/03
コダマ@ようやっとる！
2
大分飛ばし読みしたけど、旅って楽しめばいいんだよなって思う。 2018/07/28
てんぱい
2
児童向けの全集でかなり省いてある。しかし面白い。事ある毎に句を読むがその句が良い。お気に入りは『水ふろの釜をぬきたるとがゆへに宿屋の亭主尻をよこした』と『手ぬぐひと思ふてかぶるふんどしはさてこそ恥をさらしなりけり』思わず笑ってしまった。2014/12/15
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- 和書
- ギリシア美術の誕生
