古典文学全集<br> 雨月・春雨物語

古典文学全集
雨月・春雨物語

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784591002513
  • NDC分類 K913

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
吉備津の釜が読みたくて、でも古典という事で読みやすいところをまず攻めてみた(笑)今度はちゃんと『雨月物語』を読んでみようと思う。物語は死首の笑顔が一番よく分からなかった。解説読んでもちょっと理解できず…(苦笑)2022/04/14

えふのらん

2
「怪談」といえば江戸の小泉八雲だが、大阪には上田秋成がいる。というわけで雨月物語。孟子の易姓革命に則り源平への恨みつらみを語るあの世の崇徳天皇にはじまり、出張中から帰った夫を幽霊屋敷で出迎える女の幽霊、愛する稚児を亡くし、その苦しみから食人の道に入った坊主、蛇に見初められ変化した女の姿でどこまでも追いかけられる伊達男……といった様々な幽霊が語られる。19世紀の怪談を待つまでもなく近代幽霊のモチーフ、物語構成はここで出来上がっているとい言っていい。2022/06/17

koz

1
超有名な割に、語り継がれているのかどうも不安な両物語。実は私もこの歳にして初めて手に取った。江戸時代的なのか物語の通奏低音として流れるお説教的な風味が少し鼻につく。その中にあって「浅茅が宿」は民話的な物語で、だからどうしたというわけでもない展開のはかなさが光る。工夫を凝らしたストーリーにはない「物語」の魅力を感じさせられた。2011/09/05

mitsuru1

0
引き続き、雨月・春雨物語を、どうやらこのシリーズは、発行年度をみると親が妹のために買ったものだが多分妹は読まず。笑。それにしても古典の底力を感じますな。この年になると読みやすいこれくらいの本で良いな。2012/03/14

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