感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
万葉語り
30
子供のころから知っている浦島太郎の最後がこんなだったとは。酒呑童子や鉢担ぎなどあまりにもうろ覚えな私には、子供向けのこの本がぴったりでした。【江戸時代を知る 御伽草子から仮名草子へ】参加中。2018-202018/01/27
えふのらん
2
北畠八穂による御伽草子の現代語訳。酒呑童子や浦島太郎といった有名どころから唐糸草紙まで幅広く収録。異類物を多く取り上げており、亀によって竜宮に招待される浦島、同じく鶴に招待される鶴の草紙、中将の屋敷に乳母として潜り込む木幡狐などが収録されている。木幡狐は犬に追いやられて屋敷から飛び出す、という結末で娘が大きくなるまで居てほしかったという中将の言葉が印象に残った。悲劇ほど深刻ではないが儚い終り方が良い。2024/04/04
サチ
0
御伽草子。