内容説明
日本でエビが気軽に食べられるようになった一方で、タイのマングローブ林がエビ養殖のせいでどんどん消えていった。そのマングローブ林を再生させようと1994年、日本とタイのボランティアによる協同植林活動が始まった。本書は、その活動の10年余におよぶ軌跡である。
目次
第1章 マングローブをめぐる自然と人間(マングローブとはどんな木…?;世界のマングローブ林 ほか)
第2章 楽しんでボランティア(なぜタイでボランティアなのか;一度やったら「やみつき」になる楽しさ ほか)
第3章 みんな汗をかいて、笑って、泣いた(池上恵理;野口愛 ほか)
第4章 津波が残していったこと(現地を気づかいメール飛び交う;植林地を見てひと安心 ほか)
第5章 植林の成果(マングローブ植林、11年間のあゆみ;植林サイトの地図 ほか)



