内容説明
イギリス小説の十八世紀の姿をその原点から解明する。前半で文化史と小説史を通覧して小説登場の背景を明確にし、後半でデフォー以降の五大小説家の代表作を簡明に分析している。イギリス小説研究の好著。
目次
第1章 十八世紀イギリス小説とは
第2章 十八世紀小説の見取り図
第3章 小説、倫理、そして経済―『モル・フランダーズ』
第4章 私的問題(家庭と結婚)は公的でもある―『クラリッサ・ハーロウ』
第5章 諸ジャンルの綜合としての小説を目指して―『トム・ジョーンズ』
第6章 笑いとシリアスネスの調和―『ロデリック・ランダムの冒険』
第7章 自在性を発揮する小説―『トリストラム・シャンディ』
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