出版社内容情報
さまざまな社会課題に対する政策についての価値対立は避けられない。この「価値対立の不可避性」という観点から考える公共政策論のユニークな入門書。初版刊行(2019年)以降の社会・政治の変化をふまえ、全面的に改訂。
目次
序章 公共政策と価値対立―答えは1つではない
第1章 福祉政策―多くの対立軸と合意形成の難しさ
第2章 教育政策―公益と個人の幸福は両立するのか
第3章 経済政策―市場メカニズムの活用とその限界
第4章 公共事業・公共交通政策―持続可能な社会に向けて
第5章 エネルギー政策―脱原発か脱石炭火力か
第6章 ICT政策―AI社会における情報の保護と活用
第7章 外交・安全保障政策―4つの対立軸
第8章 移民政策―社会統合政策との関連から
第9章 公共政策と政府間関係―中央集権か地方分権か
第10章 公共政策と予算―少子高齢化社会に対応して
終章 価値対立と合意形成―合意形成をあきらめない
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- 和書
- バスク語常用6000語