出版社内容情報
環境法の機能と役割を学ぶための入門書。公害・環境問題の展開と現状を整理し、環境保護にかかわる法制度の全体を概観する。第2版刊行(2018年)以降の関連動向や判例法理の展開をふまえて改訂。
目次
第1部 環境法の基礎(日本の公害・環境問題の歩み―公害・環境法の歴史;環境法で問題は解決できるのか―環境問題と法の体系;環境法は何を目指しているか―環境法の理念と原則;誰が環境を守るのか―国・地方公共団体・事業者・市民・環境NPO等それぞれの役割;どのような方策で環境保護がなされるのか―環境政策手法論;環境への影響に対する事前の評価が必要なわけ―環境アセスメント;環境紛争を解決するいくつかの方法―司法・行政的手法と被害者救済)
第2部 事件・現象から学ぶ環境法(「おいしい空気」が汚されたら生きられない―大気汚染;「命の水」が汚されたら生きられない―水質汚濁;「母なる大地」が汚されたら生きられない―土壌汚染;ゴミの管理をどうするか―廃棄物;化学物質・有害物質の取り扱いにはどういう注意が必要なのか;人間と自然のバランスを求めて―自然保護;都市の景観は誰がどうやって守るか;地球温暖化にどうやって対処するか)
著者等紹介
大塚直[オオツカタダシ]
早稲田大学法学部/大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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