出版社内容情報
比較法の巨匠・ケッツ教授がヨーロッパに存在する契約法の共通性を析出し、「ヨーロッパ契約法」の全体を鳥瞰する教科書としてドイツで刊行された、『ヨーロッパ契約法〔第2版〕』の邦訳。比較法の文脈を知ることで日本の契約法を深く知ることができる。また、ケッツ教授の指示により原著刊行（2015年）以降の法状況に基づいて補訂した最新版。
内容説明
ヨーロッパに存在する契約法の共通性を析出し、それを教育するために執筆した教科書の完全版。ケッツ教授の指示により原著刊行以降の法状況に基づいて補訂した“最新版”。
目次
ヨーロッパ契約法の展開
第１部 契約の締結、有効性および内容（契約交渉と契約締結；契約内容の確定性；真意性の徴表；方式規定；契約の解釈；法律違反と良俗違反；不公正な契約条項の審査；錯誤；詐欺と強迫；撤回権）
第２部 契約上の救済手段（履行請求権；契約の解消；損害賠償；後発的な事情変更による免責）
第３部 契約への第三者の関与（代理；第三者のためにする契約；債権譲渡）
著者等紹介
ケッツ，ハイン［ケッツ，ハイン］ ［Ｋ¨ｏｔｚ，Ｈｅｉｎ］
１９３５年生まれ。２０００年～２００４年ブツェリウス・ロースクール学長
潮見佳男［シオミヨシオ］
元京都大学大学院法学研究科教授
中田邦博［ナカタクニヒロ］
龍谷大学法学部教授
松岡久和［マツオカヒサカズ］
立命館大学大学院法務研究科教授
長野史寛［ナガノフミヒロ］
京都大学大学院法学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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