出版社内容情報
各時代を画する重要な法制度、思想、学問的潮流などについて、史料を現代語訳で紹介しながら初学者にわかりやすく解説。古代・中世・近世・近代の4部構成とし、各部でその時代の通史と重要事項のトピックを取り上げ、西洋法史の広さと深さを学ぶ。
目次
第1部 古代の西洋法史(ローマ共和政期(通史)
ローマ帝政期(通史)
民事訴訟(トピック)
契約(トピック)
法学(トピック))
第2部 中世の西洋法史(中世法学のはじまり(通史)
中世法学の展開(通史)
法学部の登場と発展(トピック)
訴訟手続と裁判機構(トピック)
法学者と法学の広がり(トピック))
第3部 近世の西洋法史(繋がりゆくヨーロッパと世界(通史)
マイノリティたちの西洋法史(通史)
西洋法史における主権国家の萌芽(トピック)
西洋法史における近世自然法論の役割(トピック)
市場経済の成立と西洋法史(トピック))
第4部 近代の西洋法史(ドイツ同盟から北ドイツ連邦まで(通史)
ドイツ帝国からナチス政権まで(通史)
出版・結社の自由、課税権・予算権(トピック)
法源、契約、所有(トピック)
プロイセンの法曹養成(トピック))
著者等紹介
宮坂渉[ミヤサカワタル]
筑波大学人文社会系准教授。専門は、古代ローマ法
松本和洋[マツモトカズヒロ]
関西学院大学法学部准教授。専門は、中世イングランド法制史
出雲孝[イズモタカシ]
日本大学法学部教授。専門は近世自然法論
鈴木康文[スズキヤスフミ]
桃山学院大学法学部講師。専門は、近代ドイツ法制史・法思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。