出版社内容情報
トランプ政権末期から2022年中間選挙後までの、2年間のバイデン政権における医療政策に焦点をあて、コロナ禍と医療政策の実態を掘り下げて考察。漸進的改革を進めるアメリカの医療政策の分析から、日本の社会や医療のあり方に示唆を与える。
目次
序章 本書の視点と構成
第1章 アメリカの医療保険制度の現状と課題
第2章 トランプ政権におけるACA廃止法案の挫折
第3章 新型コロナと超党派的対策立法の成立
第4章 トランプ政権からバイデン政権へ
第5章 バイデン政権の発足と新型コロナ対策の展開
第6章 BBBA法案の挫折と医療制度改革
第7章 バイデン政権における医療制度改革の進展
第8章 新型コロナ対策からの離脱とインフレ抑制法の成立
第9章 2022年中間選挙以後の医療政策
第10章 アメリカ医療の変貌と今後の展望
終章 結論と展望
著者等紹介
〓山一夫[タカヤマカズオ]
1971年石川県生まれ。京都大学経済学部卒、京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。福井医科大学医学部講師、同助教授、京都橘大学文化政策学部准教授、同現代ビジネス学部教授を経て、現在、京都橘大学経済学部教授、経済学部長。京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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