出版社内容情報
SDGs15年間の中間年にあたる現在、新型コロナ禍という危機を契機に、SDGsの真価を問い直し、人間の安全保障の観点を踏まえ、ポスト/ウィズ・コロナの社会を展望する。各テーマに関わる第一線の研究者・実務家が執筆。
目次
SDGsと人間の安全保障の再考―新型コロナ危機とポスト/ウィズ・コロナを切り拓く
第1部 新型コロナ危機で「取り残される」人々とSDGs、レジリエンス(貧困層とSDGs―ポスト・コロナ時代の貧困撲滅と社会的保護;難民とSDGs―地球社会のパイオニアとして;移民・外国人労働者とSDGs―新たな連帯の構築に向かって;災害弱者とSDGs―危険から誰一人取り残さないための思考;女性・女子とSDGs―世界の未来を背負う人々;高齢者とSDGs―高齢社会の可能性;障害者とSDGs―取り残されてもなお生き延びるマイノリティ)
第2部 ポスト/ウィズ・コロナとSDGs(グローバルヘルスとSDGs―ワクチン・ナショナリズムの克服に向けて;教育とSDGs―教育のあり方を問い直す;資本主義経済とSDGs―豊かさの意味を問い直す;環境とSDGs―気候変動や生物多様性問題からみる社会変革の必要性;平和とSDGs―新型コロナ禍のSDGsを支える平和と正義、強固な行政組織;開発協力(ODA)とSDGs―新しいパートナーシップが切り拓く未来
グローバル・ガバナンスとSDGs―グローバル・タックス、GBI、世界政府
NGO・市民社会とSDGs―市民社会スペース、COVID-19対応支援、アドボカシー)