出版社内容情報
環境等への配慮が求められるSDGs時代における中東の資源開発について、学際的視点から課題と将来像を多角的に考察。天然環境と天然資源に焦点をあて資源開発とガバナンス、経済成長と環境影響、地域生態系と資源管理などに取り組むための見取り図を示す。
目次
第1部 中東の天然資源と自然環境(資源と中東を定義する―概念規定と問題設定として;中東の自然環境、生活様式、産業構造)
第2部 エネルギー資源と日本・中東関係(エネルギー資源開発と日本・中東関係;日本の中東和平外交と多重的協力関係への試み)
第3部 新たな資源探査と技術開発(アラブ首長国連邦における石油地質と地球温暖化ガス削減研究;中東地域の鉱物資源―大いなる資源ポテンシャル)
第4部 変わってきた産油国の国家戦略(湾岸産油国の資源経済と国家ビジョン―レンティア国家の石油依存体質脱却;現代中東の環境問題への取り組み―『地球環境アウトルック』を手がかりに)
第5部 これからの資源管理の課題(「持続可能な資源管理」に向けて―SDGsを踏まえて)
著者等紹介
縄田浩志[ナワタヒロシ]
秋田大学大学院国際資源学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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