出版社内容情報
精神障害者がおかれている現況について人権の観点から考察し、その争点となる法的および社会的対応とその意義と限界を考察する。精神障害者の人権が保障され、他者と共生できる社会像を模索していく過程では、常に社会の「レジリエンス」が試されることも明示する。
目次
第1部 精神障害者と人権(精神障害者問題に対する社会の視線;強制医療システムと人権;精神保健福祉法と人権;障害者の人権―その普遍性と特殊性)
第2部 精神障害と社会の諸相(精神障害と犯罪;精神障害者と社会―「施設コンフリクト」をめぐって)
著者等紹介
横藤田誠[ヨコフジタマコト]
1956年広島県福山市生まれ。1979年広島大学政経学部卒業。1989年広島大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得。現在、広島大学大学院社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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