目次
第1部 マイノリティと排除(事実をもって「白人問題としての黒人問題」に迫る―デュボイスの実証主義の倫理;米国におけるモデル・マイノリティ―表象を読み解く視点;「彼ら」とは誰か―英国メディアにおける貧困者/移民排除言説の変遷;「転用空間」としての市民社会―ホームレスの生存運動と「市民」の間)
第2部 政治と政治参加(韓国の2017年大統領選挙とその背景;日本におけるインターネット選挙運動の解禁と2010年代の動向;社会運動か政党か―スペインの新政党ポデモスにおける内部対立に見る党内デモクラシーの変遷;社会運動における自治―「制度化」プロセスとの関連から)
第3部 世論と公共性(共生社会を阻む「ホンネ」と「タテマエ」―日本・フランス・エストニアにおけるリスト実験の比較分析;「外国人嫌い」を抑制するのは市民か?エリートか?―フレーム実験とリスト実験の融合手法による検証;「包摂/排除」をめぐるメディアの政治的機能―沖縄問題を事例として;来たるべき公共性―アレントの身体とゾーエーの複数性)
著者等紹介
大賀哲[オオガトオル]
九州大学大学院法学研究院准教授
仁平典宏[ニヘイノリヒロ]
東京大学大学院教育学研究科准教授
山本圭[ヤマモトケイ]
立命館大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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