イギリス法入門―歴史、社会、法思想から見る

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589039231
  • NDC分類 322.933
  • Cコード C1032

出版社内容情報

イギリスの歴史、社会、法思想をふまえ判例法主義、法律家制度、陪審制、法の支配等イギリス法の特徴を日本法と比較しつつ解説。イギリスの歴史、社会および法思想をふまえ判例法主義、法律家制度、陪審制、法の支配などイギリス法の特徴を日本法と比較しつつわかりやすく解説。また最新動向にも言及。イギリスのEU離脱やプレミアリーグを扱うコラムもあり、親しみやすい。

戒能 通弘[カイノウミチヒロ]
著・文・その他

竹村 和也[タケムラカズヤ]
著・文・その他

目次

序論 イギリス法を学ぶ意義とは?
第1章 イギリス法の成立とその歴史
第2章 イギリス社会とイギリス法
第3章 判例法主義
第4章 法律家制度
第5章 陪審制
第6章 法の支配
第7章 イングランドの法とスコットランド法
第8章 イギリス法とヨーロッパ

著者等紹介

戒能通弘[カイノウミチヒロ]
1970年生まれ。同志社大学法学部教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院法学修士(LL.M.)課程修了。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)

竹村和也[タケムラカズヤ]
1963年生まれ。同志社大学法学部嘱託講師。エディンバラ大学大学院法学修士(LL.M.)課程修了。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえぽん

48
ブレグジット、スコットランド独立の動きや連合王国最高裁判所の設置等の近年の動きを含めた初学者向け英国法教科書。コモンローとエクイティの歴史的形成、大陸法や米国法との比較、法宣言説から先例拘束性原則への判例法主義の変化、法曹一元制とバリスタ・ソリシタ二分制の相対化、陪審制の歴史と近年の変化、法の支配と欧州評議会由来の人権法との関係、スコットランド法とイングランド法の異同など、日本の常識から理解し難い各論点に発見が多い。大陸法体系ながら信託法や現行憲法など英米法の影響も受けている日本法の客観的理解にも資する。2024/09/30

Masaki Sato

1
英米法とひとくくりに考えがちだったところをちょっと深く知れるようにしたく。common lawとEquityとの違い、より実質重視の米国法との違い、ローマ法の影響を残すスコットランド法との違い、制度論などをサブタイトルのとおりその歴史や法思想からわかりやすく説明する。2021/05/08

oogFranz

0
イギリスの歴史をなぞりながら、判例主義についてよくわかる本 コラムも面白く、イギリスの文化も垣間見える。 法律に詳しくなくても読みやすい。2022/02/07

Tetsuya Noguchi

0
香港基本法研究の一環で、コモン・ローを簡単に勉強したいと思い読んでみたが、ポイントがよくわかり、非常に助かった。歴史的継続性、法による支配、議会主権、裁判制度、判例主義の理由、などなど。 2018/11/10

中将(予備役)

0
イギリス法の入門に良い教科書。ごく最近の事情を反映していて、構成が読みやすい。国内で完結していた法体系が、大陸の影響で変質し均衡を失っているのは残念。2018/10/09

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