出版社内容情報
多分野にまたがる事業承継問題について、最新の実務と留意点を第一線の研究者が簡潔に紹介する理論実務書。
山下 眞弘[ヤマシタマサヒロ]
著・文・その他
内容説明
団塊の世代が直面する事業承継を円滑に進めるための留意点とは?研究者・弁護士として第一線で活躍する著者の手になる本格的な理論実務書。各章に要旨と参考文献を掲げ、実務上の留意点を簡潔に示す。会社法、相続法、租税法、労働法、信託法等の多分野にまたがる会社事業承継問題を縦横に論じる。弁護士、司法書士、行政書士、会計士、税理士、社労士、企業法務部にとって重要な判例・学説を漏れなく解説する。
目次
第1章 相続と中小企業の事業承継―実務上の留意点と法務
第2章 事業譲渡に関する会社法規制
第3章 事業の重要な一部譲渡
第4章 会社分割・事業譲渡の接近化
第5章 商号続用責任規制の解釈論と立法論
第6章 会社分割における債権者保護―平成26年会社法改正前の議論
第7章 株式・現金・預貯金・国債・投信受益権の相続
第8章 非公開会社の株式相続と会社法
第9章 事業譲渡・会社分割と労働契約
第10章 事業承継と信託の活用
著者等紹介
山下眞弘[ヤマシタマサヒロ]
島根大学教授、立命館大学教授および大阪大学教授を経て、弁護士・名古屋学院大学法学部教授。日本私法学会理事および信託法学会理事を歴任。関西大学博士(法学)・大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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