問いかける法哲学

個数:
  • ポイントキャンペーン

問いかける法哲学

  • 瀧川 裕英【編】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 法律文化社(2016/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 50pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月02日 18時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589037886
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C1032

出版社内容情報

賛否が分かれる15の論争的な問いを通じ、法哲学の基礎的な概念や考え方がどのように役立つかを知る「いきなり実践」型の入門書。

瀧川 裕英[タキカワヒロヒデ]
瀧川 裕英(立教大学法学部教授)

米村 幸太郎[ヨネムラコウタロウ]
米村 幸太郎(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授)

鈴木 慎太郎[スズキシンタロウ]
鈴木 慎太郎(愛知学院大学法学部准教授)

若松 良樹[ワカマツヨシキ]
若松 良樹(学習院大学法科大学院教授)

登尾 章[ノボリオアキラ]
登尾 章(國學院大學法学部兼任講師)

野崎 亜紀子[ノザキアキコ]
野崎 亜紀子(京都薬科大学薬学部教授)

松尾 陽[マツオヨウ]
松尾 陽(名古屋大学大学院法学研究科准教授)

土井 崇弘[ドイタカヒロ]
土井 崇弘(中京大学法学部教授)

森村 進[モリムラススム]
森村 進(一橋大学大学院法学研究科教授)

吉良 貴之[キラタカユキ]
吉良 貴之(宇都宮共和大学シティライフ学部専任講師)

関 良徳[セキヨシノリ]
関 良徳(信州大学教育学部准教授)

石山 文彦[イシヤマフミヒコ]
石山 文彦(中央大学法学部教授)

横濱 竜也[ヨコハマタツヤ]
横濱 竜也(静岡大学学術院人文社会科学領域准教授)

住吉 雅美[スミヨシマサミ]
住吉 雅美(青山学院大学法学部教授)

郭 舜[カクシュン]
郭 舜(北海道大学大学院法学研究科准教授)

目次

第1部 自由(ドーピングは禁止すべきか?;自分の臓器を売ることは許されるべきか?;犯罪者を薬物で改善してよいか?;ダフ屋を規制すべきか?;チンパンジーは監禁されない権利を持つか?)
第2部 平等(女性専用車両は男性差別か?;同性間の婚姻を法的に認めるべきか?;相続制度は廃止すべきか?;児童手当は独身者差別か?;年金は世代間の助け合いであるべきか?)
第3部 法と国家(裁判員制度は廃止すべきか?;女性議席を設けるべきか?;悪法に従う義務はあるか?;国家は廃止すべきか?;国際社会に法は存在するか?)

著者等紹介

瀧川裕英[タキカワヒロヒデ]
立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

47
15章の「いきなり実践」的な問いからなる法哲学入門書。問いも、ダフ屋を規制すべきか、女性専用車両は男性差別かと言った生活に身近な例から、チンパンジーは監禁されない権利を持つか、相続制度は廃止すべきか、国家は廃止すべきか、と言ったより高度な知的想像力を要するものまで、よく練られている。各章の著者が一定の立場を敢えて取ることにより、その反論、再反論が可視化され、その過程で古典から現代までの有力論者の議論に接することができる。以前もこの編著者らによる一般的な教科書に接したが、学び直しにも適切なシリーズと言える。2024/11/12

koji

16
法哲学は、大学の講義を受けてから遠ざかっていました。本書は、書評で気になり購入しましたが暫く本棚に眠っていました。ある時そっと取り出して読み始めると、これが滅法おもしろく読み切りました。中でも、「なぜ~なのか」等引き目線を法哲学で学べたことは収穫でした。実践しています。項目の中では「04だふ屋を規制すべきか?」の可謬性市場論が目から鱗でした。2017/08/16

ヤギ郎

13
現実の社会問題から出発して法哲学を論じている一冊。今まさに問題になっているものを扱っているので読み応えがある。法哲学の基本理論にも一応は言及しているので,教科書として使えると思う。同じ本(マイケル・サンデルとか)をいろいろな学者さんが引用しているので,文献の幅広さ,先達の理論の応用力がうかがえる。2018/06/07

ニッポニテスは中州へ泳ぐ

10
☆=4/5 面白かったのが3、4、14章。 内容の根幹に関して生真面目に論評することは私の手には余るので、文章中の細部から連想した事々を以下記す。 <3章>:自殺がよくないとされるのは、それがその人が抱えている問題に対して「過剰剥奪」的な解決方法になってしまうからなのかなと。(似たような「目的適合性」の重要性に論じた本に『世界は経営でできている』がある。)あとやっぱ薬物療法といえばルドヴィゴ療法連想するなぁ 2024/01/31

小木ハム

8
マイケル・サンデル教授の白熱教室を思い出すような問いが多い。個人の自由をどこまで許容するのかという事になってくるが、リベラリズムが度を超すと「今ある安全」「今ある公平」をも脅かされることには強い注記喚起が必要だと思う。最後の「国際社会に法は存在するか?」には「法は道徳による価値評価をせざるをえない」とある。道徳はその国の立場や宗教を大きなよりどころとしているから、国際法の解釈はその国々によって微妙に変わるのではないだろうか。南シナ海の領有権について中国は国際司法裁判所の判断を「紙くず」と吐き捨てたし、、2025/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11135856
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品